こんにちは、のんびり生きたいブログのまっちゃんです。
皆さんは野球には神様がいることを知っていますか?
これは野球下手くそ、だけど練習大好き少年まっちゃんに
野球の神様がご褒美をくれた話です。
練習は好きだけど試合ではダメダメ
僕は小学校6年生の時に小学校の野球チームに入りました。
スポーツがあまり得意ではなくむしろ球技系は苦手でしたが
野球チームに入っていた友達に誘われて入りました。
野球のルールはファミスタやパワプロ(野球ゲーム)をしていたので
知っていましたが、ゲームと実際に自分がプレーするのとではわけが違いました。
当時所属していた野球チームは市内で敵なし、近畿大会にも出場するレベルでしたので
練習はなかなか厳しく、泣きながらノックを受けていた記憶があります。
でもノックを受け終えた達成感やチームメイトと練習をするのが楽しく
どんどん野球を好きになっていきました。
しかし試合では緊張で頭が真っ白になり打席では三振ばかり、守備ではエラーばかりでした。
(本番に弱いタイプ)
しかし練習は大好きでしたので腐ることなく休まず参加していました。
神様の後押し
そんなある日の公式戦、いつも仕事が忙しく見にこれない母親が観戦しにきてくれました。
(おそらく観戦しにきたのは4年間の野球人生でたしかこの一回だけ)
最終回、1対4で負けているなかチームは2アウトながら満塁のチャンスを作ります。
そこで監督がベンチを見ながら「よっしゃ誰か代打いくか!?」と言いました。
なぜかはわかりませんが、僕はワクワクしながら「いきます!!!」と手を上げました。
今思えばこの時すでに野球の神様が背中を押してくれていたのかもしれません。
代打のコールが告げられ打席に入る。
1球目は高めのくそボールを振って1ストライク。
2球目はど真ん中のストレートを振り遅れて2ストライク。
ベンチや観客席からはため息…
一回打席を外して深呼吸し再び打席へ。
神様からのご褒美
ピッチャーが投げたと同時に目をつぶってフルスイング。
暗闇の中、練習でも感じたことのない手応えが両手にありました。
目を開けてレフト方向を見るとなぜか打球が高々と飛んでいる。
何が起きているのか理解できてないまま無我夢中で走って、
一塁を回ったところで打球を確認するとレフトの頭上を越えワンバウンドでスタンドへ入りました。
セカンドベースに着いたところでやっと周りの音が聞こえだしベンチを見ると
ベンチのチームメイトや監督、観客席は大盛り上がりで割れんばかりの大歓声でした。
セカンドベースの上で人生で初めて心から思いっきりガッツポーズをしました。
この瞬間、野球の神様の存在を確信しました。
なかなか報われなくても、努力していれば必ずいいことがあるんだと野球の神様が教えてくれたんだ思います。
後日談
その後は次のバッターがセカンドゴロで3アウトになり試合は結局3対4で負けました。
しかしこの日以降、僕はチームメイトから「代打の神様」と呼ばれるようになり
いまだにまっちゃんといえばこのプレー!と強い印象を与えています。
この経験は本当に僕の人生に大きな影響を与えました。
一時はいろいろあったけど、この経験があったおかげでなんとか頑張れているのだと思います。
ありがとう、野球の神様。
野球って本当におもしろいです。大好き。
最後まで読んでいただきありがとうございました。